大島哲以(1926-1999)
1926年 3月2日名古屋市東区に生まれる※本名:寿康
1932年 大阪に転居
父の影響で音楽、文学に親しむようになる
1945年 大阪理工科大学在学中に大空襲を受ける
「原爆は忘れえぬ記憶、グラマンの機銃掃射の中、
ドボルザークの新世界を聞いたのが唯一の救いだつた」
1948年 中村貞以に師事 第33回院展※1954年まで出品
1955年 上京する
1960年 第24回新制作協会展 ※1969年まで出品
1964年 第6回現代日本美術展(東京都美術館)
個展(名古屋丸栄)
1966年 朝日秀作美術展(日本橋三越)
針生一郎の選んだーこれが日本画だ[25人]展
(日本画廊)
第1回戦争展(日本画廊)
1967年 第2回ジャパン・アート・フェスティバル
※アメリカ巡回
1968年 第8回現代日本美術展(東京都美術館)
1969年 日本画の新人たち(京都国立近代美術館)
1970年 日本万国博覧会美術展(大阪)
1971年 文化庁在外研修員として渡欧※〜1972年
ウィーン工芸大学に学ぶ
1973年 個展「日本幻想絵画の明星」(日本橋・三越)
大島哲以作品集「失われた風景」発行 羽黒洞
1974年 第1回人人展「黒い太陽?七人の画家」
(日本橋・三越)
※以降、第7回展(1981年)まで出品し、退会
1975年 第3回インドトリエンナーレ(ニューデリー)
第1回東京展(東京都美術館)
1979年 第1回日本秀作美術展(日本橋・高島屋)
「林檎の木のうた」(童心社)刊行
※詩:神沢利子 画:大島哲以
1981年 幻視の森「今日のシュールレアリズム展」
(東京セントラル絵画館)
1982年 幻視者たち ドイツ巡回展
(ケルン文化センター・ヴィルツブルグ美術館)
1984年 個展(名古屋・丸栄)、国際形象展(日本橋・三越)
1986年 現代日本美術展(ケンブリッジ他)
1988年 20世紀絵画の展開(名古屋市美術館)
1989年 「タランの白鳥」(福音館書店)刊行
※詩:神沢利子 画・装丁:大島哲以
1993年 個展(名古屋・丸栄)
JAG展(池田20世紀美術館)
1955年 個展「薔薇刑 大島哲以の世界」
(アートミュージアム・ギンザ)
1999年 第25回人人展
「四半世紀を振り返る創立メンバー特別展」
(東京都美術館)
4月12日逝去 享年73歳